10月27日(土)〜2012オータムフェスin名南 街とつながる学校〜

10月27日、みなと医療生協レインボーセンターと南郊公園会場にて、
「2012オータムフェス・夢の学校in名南」が開催されました。秋晴れの空の元、多くの方々が参加されていました。

 記念式典が、午後1時30分からレインボーホールで行われました。





 はじめに、開会宣言、登壇者の紹介の後に、「希望プロジェクト」が行われました。ラ・スペランツァの素晴らしい演奏と餅原剛さんの美しい歌声とともに、「明日という日が」「群舞:ライジング」「地上の星」の合唱が行われ、教育の公平を訴える高校生の熱く強い思いと希望を感じました。高校生ひとりの力では成し得ないこの課題に向かい、皆で力を合わせ、できることから取り組んでいくことの大切さを肌で感じました。
 その後、愛知県議会議員の伊藤辰夫氏、中村友美氏、かじ山義章氏、宮地美角氏による挨拶が行われました。伊藤議員に「青年たちがこの国の未来を背負っていくためには、子どもたちが不自由なく様々なことに取り組めるように大人たちで支えていかなくてはならない」と、中村議員に「国難の中ではあるが、教育はしっかりしていなくてはならない。学生には勉強に励んでもらい、大人は勉強できる環境を作っていくことが大切」と、かじ山議員に「教育に格差・不公平があってはならない。私学の担っている役割を皆で共有し、さらなる拡充を願っていきたい」と、宮地議員に「公立学校と私立学校の生徒に格差があってはいけないため、このような活動があることを訴えていきたいと思う」と、お言葉を頂戴しました。いずれも、教育格差の是正に力を注ぐ意向を述べられ、教育の公平を目指すこのフェスティバル及び関係者への励ましをいただきました。


  式典の後は、作家 喜多川泰氏をお招きしての記念講演「生きる力を育てる」が行われました。講演のはじめに、扱う側の身の丈にあっていなければ、どれほどよい武器も活かすことはできないように、人間が育っていなければ、どんなによい道具を与えても活かしきれないため、生きる力を育てる必要がある、というお話で会場を惹きつけました。その後、子どもであっても自分の責任で生きること、経験という名の本当の財産、想像力という生きる力、などお話していただきました。実際に学習塾を経営する日々の中で感じていることや経験を交えてのお話であり、これからを担う子どもの育て方や自身の生き方を考えさせられる講演となっていました。


  式典の前には、プレステージコンサートとして、餅原剛さんとラ・スペランツァのすばらしい演奏と歌声に会場ともども酔いしれました。



ケアリングクラウン

光る!泥だんご

デザイン書道

神宮寺小学校トワイライト

熱っ鼓の会

模擬店

 その他、夢の学校講座と題した17の講座をはじめ、ステージ企画や模擬店が開かれていました。様々な年齢の方が楽しめる企画となっており、高校生や地域の人たちのたくさんの笑顔を見ることができました。
今回の「2012オータムフェス・夢の学校in名南」は、地域とつながる学校を感じることのできるものでした。教育の公平を願う熱い思いと、元気で明るく真っ直ぐな高校生の姿を通し、今後の明るい未来を感じさせるフェスティバルでした。

  • 2012.11.06 Tuesday
  • 12:59


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